2006年8月 1日 (火)

高慢な心

今回は自身の反省も込めて書いてみたいと思います。

”人は時に高慢になる生き物である”

皆さんにも思い当たることがありませんか?

私にも思い当たることがありましたので、人として経営者として反省をしました。

私がこうしてあげたから、こう言ったからあの人はこうなったとか、あの人には私はこれだけのことをしてあげている・・・・などなど。

時に家族や社員への感謝の気持ちよりも、自分がしてあげたことへの気持ちの方が上回り、腹立たしく思っている心が存在します。

大いに反省し、心を改めます。

皆さんも家族に対してとか働いていて、私と同じような感覚に陥ることがよくあるのではないかと思います。

高慢になり反省する。それが”人間”なのでしょうが、やはり、早く気づき修正せねばなりません。

仕事をいただけるお客様に感謝していますか?

給料をもらえることに謙虚な心を持っていますか?

家族が自分を支えてくれていることに”ありがとう”と言っていますか?

自分の周りの人が掃除してくれていたり、片付けていてくれたり・・・。

弊社でもよくあるのが、トイレのマナーや食事の後片付けなどで、きちんとやる人とやらない人がはっきりしています。

両親にどんな教育を受けたのか?疑問ですし、私の中ではあえて注意するに値しない常識の範囲ですが、それが現実できない人も存在します。

お客様や相手の”心”が見えていないのです。

きっとその本人には”高慢な心”と”無関心な心”が存在しているのでしょう。

俺は一生懸命作業している、だから掃除なんてできない。給料をもらうのは当然。ユーザーは営業が相手するのであって自分達とは接点がないので考えもしない。

そんな人は恐らく、家族にも”ありがとう”なんて言ったこともないと思います。

人間が作った言語で、最もすばらしく、相手を気持ちよくさせる一番の言葉は”ありがとう”なのですよ。

皆さんも今の自分の心を見つめなおし、原点に戻って”ありがとう”が素直に言えるようになりましょう。

ところで、最近私は”人は生かされているもの”と考えるようになりました。(宗教も何もやってませんが・・・。)

広い宇宙、地球の自然の中の生物の一種で、その中の一人であるだけだと考えれば、ほんとに小さな存在で、唯一学習能力にたけた生物である”人間”が支えあい、時に殺し合うといった”高慢な心”の塊の中で、自らが良い世界を作ったように錯覚しているだけではないか・・・と考えています。

それも宇宙や地球といった観点から見れば本当に小さなものですし、その人間が自らのあさはかな判断で自然を破壊し、環境を壊し、地球を破壊しているのです。

人間は地球が産んだ”最大の悪”かも知れません。

早く人類が”高慢な心”に気づき手をうたないと、この数年の異常気象や天災はとどまることがないでしょうし、人類が破滅の方向に向かっている気がしてなりません。

後何年もつのでしょうか?

我々の孫の代には?5代後には?と考えて、現代に生かされた我々がもう一度自然界と共存する方法を真剣に模索しなければならない時だと思います。

本当は政治がどうとか、事件がどうとか、あの人がどうとか言ってる場合じゃなく、人類全体が自らの”高慢な心”を正す時ではないかと考えます。

私も緑を植えたりと些細なことですが行動するようにしています。

皆が少しずつこういう心を持って行動すれば、必ず大きなことが成し得られるはずです。

小さなことにとらわれず、純粋な心で人に接し”ありがとう”と言い、自然界の事を考え行動をする。

実は人間の生き方では、このシンプルなことが一番大切じゃないでしょうか?

そうすれば、必ず争いも天災も減るでしょう。それが本当の良い世界だと考えます。

皆さんも大きな心で物事を見て、自分という存在を見直し、行動してみてはいかがでしょうか?

今日は”高慢な心”と言えばもう一つだけ。

私の大好きな大河ドラマ”功名が辻”であったことですが、秀吉が柴田勝家を破り、名実ともに天下人となった際の論功交渉(利益配分)で、23年仕えた山内一豊にはたった300石の加増の合計3800石のみ。

ポッと出の若者、加藤清正ら7人衆にいきなり3000~5000石を与えた時の話で、武士を辞めるか?徳川に味方するか?で悩んで不満をいう一豊に、母が”たったそれだけか?感謝を忘れそう言うのであれば死になさい”と”高慢な心”をたしなめるシーンがあったのですが、非常に印象に残りましたし、反省もさせられました。

更に、その時の秀吉の報酬に対する考えは、すぐ後に想定される徳川との大一番にお金だけで働く裏切る可能性のある人物なのか?自分やもっと大きな大儀の為に働く人物なのか?を見極めるためであったとありましたが、経営者として見ていると共感する部分も大きくあり、余計にこのシーンに見入っていました。

戦国時代って本当に仕事や社会に通ずるものがあるなーと思って見ていますし、何よりも人が紆余曲折の中で成功を勝ち取っていくのがたまりません。

また、この先の展開が楽しみです。

皆さん本当に暑い日が続きますが、体調管理だけは怠り無く。

特に朝のビタミン補給と睡眠です。

ちなみに夏場の半パンは体調を崩す一番の原因らしいです。(冷えが体に一番の害を及ぼし、腰痛を誘発します。)

必ずひざより下の衣類を着用すればいいそうですよ。

それでは、皆さんがんばりましょう。

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2006年2月24日 (金)

成長する人

確実に成長を遂げる人や成功を勝ち取る人は何が優れているのでしょうか?

問いかけられると言葉につまりますよね。

我が社の社員の話を聞いていても、みんな毎日悩んでいて本当に一生懸命なのですが、結果をみれば、”ここ数年ほとんど伸びてないな。”と感じる人が、やはり存在します。

明らかに伸びている人も何名かおりますが、何が違うのか?を考えてみました。

最初に気づいたのが、成長しているメンバーは必ず何かにトライしていたということ。

トライをするということは、常に疑問と改善の目で毎日の仕事をこなさないと問題は見えなかったでしょうし、”次の方策を考える”という行動に移行しなかったはずです。

やはり常に考え、自らトライ&エラーを自然に繰り返しているのです。

自ら疑問を感じ方策を考えたなら、結果が出ずとも、またそこで次の観点で疑問が生じ、次のトライに繋がるのです。

作家の林野 宏氏が”勝つ人の考え方 負ける人の考え方”の中で書いておられました。

勝つために大切なことは2つ、”情熱の持続力”と”頭の使い方”だけであると。

個々の能力に絶対的な差があるわけではなく、”決してあきらめない情熱”という名の能力に差があるのであると。

成長を遂げる人や、成功を収めた方は、決して一度のトライで結果を得てはいません。

その結果に負けないだけの”強い情熱”を持って、次の一手を考えた・・・ただそれだけだと思います。

絶対に誰でも伸びるのです。

子供を見ていると感じませんか?

何故たった数年で急激に伸びるのか?

それは常に好奇心をもって、知ろうとするから、チャレンジしようとするからであり、それ以外の何物でもありません。

子供の目って爛々と輝いていますよね。

我々も少なくともその時代を経て今日があるのであって、その大人が”死んだ目”をしていてはいけませんよね。

次に気づいたのが、成果を上げている人は”段取り力”に優れているということ。

段取りがいい人は=仕事のできる人とよく言われますが、”段取りがいい”というのを私なりにもう少しかみ砕いてみたいと思います。

段取りの意味とは、①筋の組み立てや事の順序・方法を定めることと、もうひとつは②心構えをし、工夫することとあります。

できる人はこれがきちんとできているのです。

でも①ができないと、心構えや工夫につながることはありません。

では、①が上手くなるには・・・。

私は、筋を組み立てたり、事の順序・方法を定めるには、”読みきる力”が必要だと考えます。

誰も最初から読みきる力が備わっている訳ではありません。

最初に書いたように、常に疑問と改善の目でもって物事に向かい、トライ&エラーを繰り返しながら、事の本質に日々迫っていくのです。

それが”読みきる力”であると考えます。

そして、事の本質に迫った人が筋を組み立てたり、事の順序や方法を定めるから、段取りがいいと評価を受けるのです。

それだけ、常に”考えている”だけなのです。

ということは、答えは一つです。

成長したければ=考える時間を作るだけなのです。

原因を考える、結果を考える、次の方法を考える・・・などなど、真剣に頭で考える習慣をつけることが、次のトライに繋がるのです。

ほとんどの人は、日々疑問を感じても、忙しいから・・・と自分に言い聞かせて、問題を先送りにしているから成長しないのです。

誰でも日々の全ての疑問を考え、解消できているとは思いませんし、私もできてはいません。

しかし、その解消できた問題の数量が人の成果や成功に繋がっているのは、間違いないことだと思います。

仕事をしていれば、問題や疑問は一日に一つはあるのではないでしょうか?

私は常にメモをし、優先順位をつけて、週に3つは考えて次に進む・・ということを実践しています。

それが、評価を受けるかどうか?は他人が私を判断することですので、何とも言えませんが・・・。

でも、”情熱の持続力”だけは誰にも負けないようにしようと決意しています!!

みなさんも”考える時間”を大切にして、”情熱”を持続させて下さいね。

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2006年1月31日 (火)

プロフェッショナルとは?

最近プロってなんだろう?と、考えることがあります。

皆さんならどう答えますか?

あなたは仕事においてプロですか?と聞かれれば、自信をもって”はい”と言えますか?

プロフェッショナルの本当の意味とは、様々な分野の専門家のことを指す訳ですが、本当に専門知識を持って仕事をしている人は、一体世の中に何%くらいいるんでしょうか?

我が社でも何人がプロと答えてくれるのでしょうか?

私は営業職や機械加工知識においてはプロ?だと自負していますが・・・。(もっと勉強もします!)

今年からNHKで、まさに”プロフェッショナル”たる番組がスタートしましたが、改めて、”プロとはなんぞや”を考えさせられました。

先日見たときには、小児心臓外科医の先生の話だったのですが、確か、年に300名以上の手術をされていると言っていたと思います。

多いときで一日数名。

赤ちゃんなどでは、小さな体の心臓バイパスを切断・縫合したりする細かな作業の反面、時間との戦いで生死がかかっている訳ですから、凡人には想像もつかない毎日だと感じました。

海外の心臓外科の権威に何度も掛け合って、自ら弟子入りした執念、技の一つ一つを絵と文章で記録し、切断と縫合を最短で行う方法と、手の動きの練習などなど、これぞプロだと感じ入りました。(誰も真似できないスピードと言ってました。)

自身がスポーツを見ていて、”プロ”と感じている人はどんな人か?を考えて見ても、やはり卓越したスピードや技術に優れているものを持った人に、プロの感覚を感じていると思います。

私も社員にはよく”プロになれ!”と言ってきましたが、プロでないと稼げない、指導する立場に上がれないからと、忠告しているつもりなのですが、なかなか変化を感じることはありません。

高価な設備を使っているんだから、機械を使いこなすスピードと技術では、他人に物を言わすなよ!とイライラすることもよくあります。(社員の皆さんがんばってよ。)

でも最近は、自ら学ぼう!自ら変わろう!と感じてくれなければ、変わることはできないし、成長できないと考えていますので、自主性に任せるしかない!と思い、極力言わないようにしています。

この数年で、人は尻に火がつかないと動かないもの、考えを改めないもの、と思うようになりました。

先の心臓外科医の先生も、過去のマニュアル通りの手術で、一人の人間を死なせてから目の色が変わったと言っておられたし、一流のアスリートの逸話でも、必ず大きな挫折を味わっています。

かくいう私も、過去に大きな負債を父の代に被ってから目の色が変わりました。

海外のハングリーな向上心に、今の日本人の精神構造では勝てる訳ありません。

ならば、貪欲になれる人となれない人を、待遇面で大きく差別化し、喚起を施すしかありません。

この時代に、誰もができる仕事で、たくさん休み、たくさんお金が欲しいと言っている日本人や、日本の企業(特に製造業)は、また必ず危機に直面するはずです。

特に我々中小企業は、世の中の動きに鈍感なので、世間の動きを常に感じるアンテナを敏感にし、常に危機意識を注入しなければなりません。

その中で自ら行動し、変わってくれることを切に願う今日この頃です。

しかし、私なりには、単にスピードと技術に卓越しているだけで”プロ”と言うのは、何かもの足らなさを感じていて、思い巡らせた結果、これだ!と感じるものがありました。

それは、プロフェッショナルとは専門分野を通じて”人の心に触れ、振れさせることができたかどうか?”

プロスポーツの一流アスリートでも、超越した選手が全て語っているのは、お客様への”ファンサービス第一”であるように、心に触れない、振れさせない試合をしてもしょうがない!という所に行き着いています。

プロフェッショナルとは、自らの専門職において、卓越した技術とスピードを有し、人の心に触れる、振れさせる仕事ができること。その対価としてお金を頂く。

みなさんも、スポーツを見ていて感動したり、温泉宿に行ってのもてなしや料理に感動したことがあるでしょう?

言葉や味などでも”心”がこもっていれば、必ずや相手には伝わるのです。

我が社もたくさんの金型を出荷しているわけですが、お客様に”何でもう少しのことをやっておいてくれないの?”とお叱りを受けることがあります。

やはり、”心”がこもっていないのです。

社是が”心”でありながら、お恥ずかしい限りです。ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。

必ずや、”心”のこもった、”心”に触れる金型を作れる企業にしてみせます。

お得意先の皆様に”さすがプロ”と言わせる集団になって見せますので!

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2005年11月22日 (火)

感謝、感謝です。

少し期間があいてしまい、申し訳ありません。

掲載して2ヶ月くらいですが、毎日約13人の方が読んで下さっているので、本当にびっくりしました。ありがとうございます。

ここ最近は、少し疲れ気味で、頭の整理がつかない2~3週間を過ごしてしまいました。(まだまだダメですね)

いかに心と体のバランスが大切か?再度、思い知らされました。

しっかり体調を整え、年末までに今年の課題の整理と評価、来年の”夢”を考えたいと思います。

話は変わりますが、金型新聞社の皆様方、日刊工業新聞の皆様方、弊社の特集記事を11月に掲載頂きまして、本当にありがとうございました。この場をお借りして、深く御礼申し上げます。

両社様とも本当にいい記事で、弊社のような中小企業には、願ってもない宣伝となりました。

又、どんどん取材に来てください。弊社及び業界の為になるのであれば、喜んでご協力させて頂きます。

お蔭様で、現在3期連続増収増益中、今期も11月末現在で、売り上げが4.8億円と、後4ヶ月も残しながら、前期比約83%まで達成と、ここ6~7年経験のない、一ヶ月も売り上げを落とすことのない状態で、年末を迎えることができそうです。

一重に、現在お取引下さっているお客様に感謝、感謝。そして弊社営業及び従業員、外注協力先様に感謝、感謝です。

本当にありがとうございます。

我々がお客様にできるご恩返しは、更に早く、いい物を、少しは安く(かなり限界の値が多いので・・)!!しかないと思います。

よって、更なる時間の有効活用と品質アップへの挑戦を、従業員一同続けて参ります。

今後とも絶大なるご支援、宜しくお願い申し上げます。

ここ2~3年を分析しますと、油断は禁物ですが、ほぼ売り上げは安定傾向にあり、設備増強もできた、人も集まってきた、金融機関も支援体制を強化下さっているなど、本当にいい方向に向かっていると感じます。

社員には苦労もかけておりますが、設備増強と仕組み作りの効果などが出てき始めて、残業は平均50~60H、有給消化も1人年8日と、労働時間は確実に減りつつも、内製額は確実にアップという絵ができつつあります。

ようやく、描いたことが現実の世界へと変えていける手ごたえを、はっきりと感じとっています。

社員もようやく、道が見えてきたようで、客観的に見ても、”松野金型はまだまだ伸びる”し、伸びる要素がたくさんあると感じます。

そこに、新聞記事への掲載などがもっとうまくかみ合えば、更にお客様や人は集まり、もっといい方向へ行く・・・と感じています。

以前にブログに書いたように、更にいい人材が集まって、更にいい会社と提携していければ・・・と、切に願っております。

男女の仲ではないですが、確かな魅力と考えを持っていれば、必ず人は集まると思います。

ただ、心と体のバランスがとれていなければ、考える気力も行動する意欲も湧いてこない、と考えています。

なので、弊社では、来年度より社員の健康維持と管理の向上を目指して、専属の鍼灸の先生と契約し、週1回社内にて治療をして頂くことにしました。

弊社社員もそうですが、一般的に見ても、自己学習や健康管理に自費を投じてる方が非常に少なすぎると思います。

自分の体は健康だ!勉強時間なんて疲れていてとれる訳ない!と自身で納得してはいませんか?

体は消耗品。

自分が倒れたら・・・、年取ったら・・・・、などを想像し考えたなら、あるように感じる時間のなさに気づき、目標に向かって働き、勉強し、その資源である体に、もっと投資しなければなりません。

酒、タバコ、ギャンブルにいくら使ってますか?

それを、自分に使えばいいだけですよ。

成功には、運、不運は必ずあると思いますが、チャンスは誰にでも必ず訪れると思います。

ただその時までに、きっちりと自己投資を行っていた人が、そのチャンスをつかみに行って、初めて成功者になるのだと思っています。

”チャンスは自分でつかむもの”ですが、心と体のバランスがとれていない人は、必ずや失敗すると思っています。

なので、私自身も勉強と健康維持に、一生、継続的に投資を続けて行こうと思っています。

来年は、”達筆”に挑戦しようかな?とか考えています。

皆さんも自己投資を楽しく行って下さいね。

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